弊事務所のロゴ:白い菊の花
みなさんこんにちは! 行政書士の菊川です。
実は、弊事務所にはロゴがあります。
今年(令和5年)4月に、王寺町の南洲堂さんに作っていただきました。結構気に入っているのですが、いかがでしょうか?
そのうち、このロゴをあしらって、このホームページのバナーを作りたいとも思っています。
図案は菊の花をモチーフにしています。菊というと、仏花のイメージだったり菊の御紋のイメージになったりして、なかなか図案にするのは難しいと思うのですが、デザイナーのFさん、とても素敵にまとめてくださいました。ありがとうございます。
デザインが難しいのを承知の上で白い菊にこだわったのは、その花言葉の1つが「誠実さ」であったためです。自分で自分を誠実であるというのは、非常に嘘くさい感じもしますが、これは行政書士としての職務を行う上で、お客様に対して、また行政に携わる皆さんに対して、誠実であろうという誓いを表わしています。
「行政書士は、法令会則を守り、業務に精通し、公正誠実に職務を行う。」
これは行政書士倫理綱領という、私達の行動指針を言葉に表わしたものの第3条です。ここにも、公正誠実という言葉が見えます。行政書士が忘れてはいけない言葉として、背負い続けたいと思います。
もちろん、誠実さが必要とされる職業は行政書士だけではありません。欧米企業に向けた企業経営や組織マネジメントの本などにも「インテグリティ」という言葉でしばしば登場する概念です。例えば、こちらのページでは、インテグリティが企業にとって、健全な組織を運営し、公正なビジネスによって成果を上げるために欠かせない要素であることが紹介されています。(HRBrain, Inc.様, 2023.6.26閲覧)職務上「誠実であることが大切」というのは、特に行政書士に限ったことではありません。でも、マネジメントの教科書に紹介されるぐらいですから、簡単なことではないのも事実です。自らを律する厳しさが求められる、ということなのでしょう。
私は皆様のよきパートナーでありたいと願っています。誠実に職務を行うために、正確な知識を身につけ、日々研鑽を怠らず、そして分からないことは正直に分からないとお伝えする、こうすることで皆様に的確なご助言を申し上げる、そんなことができる行政書士であるべく、その思いを白い菊のロゴを事務所のシンボルに込めました。
け、け、けっして私の名前が「菊」川だから、それに引っ掛けたということではありませんので!😅
ロゴともども、きくかわ行政書士事務所をよろしくお願いいたします!
翻訳で使うChatGPT, Google Bard, Microsoft Bing
みなさん、こんにちは。
行政書士の菊川です。
王寺は今日も雨ですね~!
天気は悪いですが、元気を出してまいりましょう!
ところで、私は時々英語や中国語でメールを書く必要があるのですが、
今話題の「対話型AI」である、
- ChatGPT
- Google Bard
- Microsoft Bingのチャット機能(中身はChatGPT)
が翻訳を手伝ってくれるので、便利に使わせてもらっています。
以下のような入力をすると、大体応えてくれます。
次の日本語を台湾の中国語に翻訳して。「~~~~」 |
※ 私は大陸の中国語(簡体字)はほとんど読めないので、
いつも「台湾の」という限定を入れています。
もちろん、中国語だけではなく、英語を翻訳するときにも使えます。
ただ、いつもいつも応えてくれるわけではなく、
今朝、台湾の友人に送る長いメールを翻訳してもらおうとしたのですが、
結果を返してくれたのはChatGPTだけでした。
MicrosoftのサービスはChatGPTと同じものだと認識していたのですが、
こちらは「Google翻訳を使ってね♡」みたいなことを言われてしまいました。
Google Bardも「私は日本語しか分かりません」と、
作業を拒否されてしまいました。
いつもは手伝ってくれるのですが…
また、先日英語を翻訳してもらった時にこの3者を試してみたのですが、
出力された英語が若干違っていて、
「この部分はBard、この部分はChatGPTがいいかな~?」
みたいな感じで、さらに切り貼りしたり、
人力で修正を加えたりしながら使いました。
よく言われるように、これらのサービスの出力には注意する必要はありますが、
便利に使えることは間違いありません。
過信せず、気をつけながら使う分には頼りになる子たちです。
ちなみに、翻訳以外にも使えるようで、
1930年代の奈良県生駒郡に、名前に「安」の字のつく村はある? |
と尋ねたところ、Google Bardだけが「安堵村」という答えを返してくれました。
※古い戸籍謄本の「安◯村」の◯の字が潰れて判読できなかったのです。
1つのサービスで答えが得られなかった場合、
別のサービスでも一応試してみる、
というのが大事かも知れません。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
奈良県産のアイロン台
[奈良県王寺町] 確認しておきたい、王寺町の防災関連情報
みなさん、こんにちは。
行政書士の菊川です。
本日6月3日、王寺町はとてもよい天気なのですが、
昨日は大雨で大変でした。
河川が増水して、王寺町でも避難のための警戒レベルの3が発出されていました。
このレベル3というのは「高齢者等避難指示」で、
移動に時間がかかる高齢者の方が早めに避難を開始することを指示するものです。
(上のリンクは内閣府の防災情報のペ-ジにあったチラシです。)
幸い、夕方には近所の大和川、葛下川の水位が下がり、
6月2日17時に高齢者等避難指示は解除されました。
よかったです!
さて、昨日王寺町では幸いにも河川の決壊などはありませんでしたが、
もしもの時のために、
行政の公開している防災情報は確認しておいたほうがよさそうです。
王寺町の場合には、「防災統括室」というところがご担当です。
今回私が見ていたのは、以下のペ-ジでした。
1.『王寺町WEB版防災ハザードマップ(洪水情報)』
「大和川流域で12時間総雨量が316mmの大雨が降った場合の
河川氾濫時に想定される浸水の範囲と深さを国土交通省及び奈良県が想定した」
という地図が見られます。
12時間で316mmというは、とてもいい情報でした。
2.『川の水位情報 (river.go.jp)』
大和川、葛下川の水位がリアルタイムでモニタ-できます。
このペ-ジからリンクを辿りました。
ここでは地域ごとに降水量や、雨雲の推移が見られます。
今どれぐらい雨が降っているのか、
これから雨雲はどのように動いていくのか(予測が見られます!)
という情報が得られます
同じく、このペ-ジからリンクを辿りました。
4.『王寺町の指定緊急避難場所』
「では、もしもの時にどこに逃げればいいのか」という避難場所の一覧表です。
よく似た言葉に「指定避難所」とありますが、
これは家が壊れてしまって住むところがない場合、
そこで避難生活をする所、という位置づけだそうです。
私の事務所の所在地であれば、
旧王寺北小学校と大和大学白鳳短期大学が一覧表の中にあります。
ただ、白鳳短期大学は注意が必要です。
電話で「何かあったら避難させてもらえるか」と尋ねたところ、
「旧北小学校が満杯になったり、避難経路が通れなくなって、
王寺町から要請があったときのみ避難所として使ってもらえる」
とのご回答でした。(ご回答は6月2日の17時頃)
なので「いつでもこちらに避難してよい」という場所ではないそうです。
確認しておいてよかった!
この他にも「王寺町地域防災計画」や「自主防災組織」などの情報が、
防災統括室のペ-ジにはあり、
自主防災組織に対する補助金申請についての情報もありました。
震災や水害、あるいは軍事攻撃など、
日常の生活を脅かす危機は、実はいつ起きるか予測ができません。
自分や家族、あるいは近所に住む皆さんの安全を確保するため、
行政や自治会とどうやって連携を取るのか、
以上のような情報を確認して、
具体的にどんな行動を取ればよいのかを、
機会を見つけて考えておくことが大切だと、
改めて考えさせられた1日となりました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
[奈良県王寺町] クリ-ン・キャンペ-ンと空き家問題
本日は、王寺町のクリ-ン・キャンペ-ンの日でした。
クリ-ン・キャンペ-ンというのは、王寺町の各自治体ごとに、
住んでいるうちの周りのゴミを拾ったり、雑草を抜いたりする
清掃活動のことです。
菊川も参加してきましたよ!
私は事務所から少し離れたところに住んでいるのですが、
びっくりするほどゴミが少なく、
その地域に住んでいるみなさんの
意識の高さをうかがい知ることができました。
あまりにもすることがないので、
側溝に溜まった泥をさらおうとなさっていた御婦人を
お手伝いすることに。
小さな畑に沿った側溝には苔類が絨毯のように広がり、
それをベリベリと剥がして側溝から引き上げるのは重労働でした。
そのご婦人は、この側溝の近所にお住まいなのだそうですが、
そのお宅のお隣が20年来の空き家なのだそうで、
所有者は、役場は把握しているらしいけど、
自分はどなたか知らない、
その空き家がどんどん荒れていくので心配だ、
どうにも仕方がないのだけれど、
空き家が崩れてきた時に、
こちらから役場に空き家を撤去してもらうようにお願いするんだ、
というお話を聞かせてくださいました。
私は名前も職業も告げず、相槌を打っていました。
実際、この地域には少し歩いただけで、
空き家と思しきお家が数件目に入ります。
多くは木造の立派なお家で、
しかしその庭は雑草が茂り、
戸や窓、外壁が荒れたまま放置されています。
こうした空き家問題、全国的にも大きな問題になっているようで、
京都市は「空き家税」という課税を行い、
市場に流通しない空き家の数を減らそうという取り組みを行っています。
※ 京都市の公式HPはこちら
※ 京都市の「空き家税」について報道したNHKのペ-ジはこちら
(2023.04.12, 「空き家税」京都で導入へ 空き家対策は進むのか)
行政書士の中には、この空き家問題について積極的に関わっていらっしゃる先生もいらっしゃいます。
※ 例えば、京都の行政書士Youtuber『Side B』本多先生の一連の特集や
【条文解説】行政書士の空き家対策が大きく展開[改正民法233条](2023.04.21公開)
など。
この空き家問題がビジネスとして成立するかはさておき、
地域のために、行政書士がどのような立ち位置で、
空き家問題に取り組むことができるのか、
研究して、秋頃までに対策を整理しておきたいと思います。
いろんなことを考えさせられたクリ-ン・キャンペ-ン、
また次回も参加したいと思います!
汗をかいたので、シャワ-を浴びて、
仕事に取り掛かろうと思います。
それではみなさん、どうぞよい一日を!