[奈良県王寺町] 確認しておきたい、王寺町の防災関連情報
みなさん、こんにちは。
行政書士の菊川です。
本日6月3日、王寺町はとてもよい天気なのですが、
昨日は大雨で大変でした。
河川が増水して、王寺町でも避難のための警戒レベルの3が発出されていました。
このレベル3というのは「高齢者等避難指示」で、
移動に時間がかかる高齢者の方が早めに避難を開始することを指示するものです。
(上のリンクは内閣府の防災情報のペ-ジにあったチラシです。)
幸い、夕方には近所の大和川、葛下川の水位が下がり、
6月2日17時に高齢者等避難指示は解除されました。
よかったです!
さて、昨日王寺町では幸いにも河川の決壊などはありませんでしたが、
もしもの時のために、
行政の公開している防災情報は確認しておいたほうがよさそうです。
王寺町の場合には、「防災統括室」というところがご担当です。
今回私が見ていたのは、以下のペ-ジでした。
1.『王寺町WEB版防災ハザードマップ(洪水情報)』
「大和川流域で12時間総雨量が316mmの大雨が降った場合の
河川氾濫時に想定される浸水の範囲と深さを国土交通省及び奈良県が想定した」
という地図が見られます。
12時間で316mmというは、とてもいい情報でした。
2.『川の水位情報 (river.go.jp)』
大和川、葛下川の水位がリアルタイムでモニタ-できます。
このペ-ジからリンクを辿りました。
ここでは地域ごとに降水量や、雨雲の推移が見られます。
今どれぐらい雨が降っているのか、
これから雨雲はどのように動いていくのか(予測が見られます!)
という情報が得られます
同じく、このペ-ジからリンクを辿りました。
4.『王寺町の指定緊急避難場所』
「では、もしもの時にどこに逃げればいいのか」という避難場所の一覧表です。
よく似た言葉に「指定避難所」とありますが、
これは家が壊れてしまって住むところがない場合、
そこで避難生活をする所、という位置づけだそうです。
私の事務所の所在地であれば、
旧王寺北小学校と大和大学白鳳短期大学が一覧表の中にあります。
ただ、白鳳短期大学は注意が必要です。
電話で「何かあったら避難させてもらえるか」と尋ねたところ、
「旧北小学校が満杯になったり、避難経路が通れなくなって、
王寺町から要請があったときのみ避難所として使ってもらえる」
とのご回答でした。(ご回答は6月2日の17時頃)
なので「いつでもこちらに避難してよい」という場所ではないそうです。
確認しておいてよかった!
この他にも「王寺町地域防災計画」や「自主防災組織」などの情報が、
防災統括室のペ-ジにはあり、
自主防災組織に対する補助金申請についての情報もありました。
震災や水害、あるいは軍事攻撃など、
日常の生活を脅かす危機は、実はいつ起きるか予測ができません。
自分や家族、あるいは近所に住む皆さんの安全を確保するため、
行政や自治会とどうやって連携を取るのか、
以上のような情報を確認して、
具体的にどんな行動を取ればよいのかを、
機会を見つけて考えておくことが大切だと、
改めて考えさせられた1日となりました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!