[奈良県王寺町] クリ-ン・キャンペ-ンと空き家問題
本日は、王寺町のクリ-ン・キャンペ-ンの日でした。
クリ-ン・キャンペ-ンというのは、王寺町の各自治体ごとに、
住んでいるうちの周りのゴミを拾ったり、雑草を抜いたりする
清掃活動のことです。
菊川も参加してきましたよ!
私は事務所から少し離れたところに住んでいるのですが、
びっくりするほどゴミが少なく、
その地域に住んでいるみなさんの
意識の高さをうかがい知ることができました。
あまりにもすることがないので、
側溝に溜まった泥をさらおうとなさっていた御婦人を
お手伝いすることに。
小さな畑に沿った側溝には苔類が絨毯のように広がり、
それをベリベリと剥がして側溝から引き上げるのは重労働でした。
そのご婦人は、この側溝の近所にお住まいなのだそうですが、
そのお宅のお隣が20年来の空き家なのだそうで、
所有者は、役場は把握しているらしいけど、
自分はどなたか知らない、
その空き家がどんどん荒れていくので心配だ、
どうにも仕方がないのだけれど、
空き家が崩れてきた時に、
こちらから役場に空き家を撤去してもらうようにお願いするんだ、
というお話を聞かせてくださいました。
私は名前も職業も告げず、相槌を打っていました。
実際、この地域には少し歩いただけで、
空き家と思しきお家が数件目に入ります。
多くは木造の立派なお家で、
しかしその庭は雑草が茂り、
戸や窓、外壁が荒れたまま放置されています。
こうした空き家問題、全国的にも大きな問題になっているようで、
京都市は「空き家税」という課税を行い、
市場に流通しない空き家の数を減らそうという取り組みを行っています。
※ 京都市の公式HPはこちら
※ 京都市の「空き家税」について報道したNHKのペ-ジはこちら
(2023.04.12, 「空き家税」京都で導入へ 空き家対策は進むのか)
行政書士の中には、この空き家問題について積極的に関わっていらっしゃる先生もいらっしゃいます。
※ 例えば、京都の行政書士Youtuber『Side B』本多先生の一連の特集や
【条文解説】行政書士の空き家対策が大きく展開[改正民法233条](2023.04.21公開)
など。
この空き家問題がビジネスとして成立するかはさておき、
地域のために、行政書士がどのような立ち位置で、
空き家問題に取り組むことができるのか、
研究して、秋頃までに対策を整理しておきたいと思います。
いろんなことを考えさせられたクリ-ン・キャンペ-ン、
また次回も参加したいと思います!
汗をかいたので、シャワ-を浴びて、
仕事に取り掛かろうと思います。
それではみなさん、どうぞよい一日を!